構造材を見せた「スッピンの家」

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大力 好英(ING設計室)

今年の夏は連日の猛暑で、命を落とす人が増えています。温暖化の影響で、エアコン無しで夏場を過ごすのは命がけです。住宅市場では温暖化を加速させるような住宅がつくられ、販売されています。

しかし、本来夏を棟とする日本の住まいづくりの考え方には、自然を生かし、夏を涼しく過ごす暮らし方のヒントがあります。構造材(柱·梁·床板)を見せる木材が主役のS邸(完成から6年半)は今でも木の香りがしてする「スッピンの家」です。リビングダイニングの南側は、広めの木製テラスを設けて暮らしの広がりを考えました。温暖化対策を考える時、木材が主役の住まいづくりが解決策につながります。

無垢の木には、調湿作用があるのでホコリがあまり舞い上がらないという良さがあり、ストレスを抑える精油効果があるとも言われています。私達とこんなに相性の良い無垢の国産材が主役の住まいづくりがまさに求められています。

テラスの日差し対策として簾は効果的
床板は杉板厚38ミリ
梁·床板(2F)は杉板厚38ミリ
階段室との境に格子棚をつくり解放出す
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